導入事例 CASE STUDY

作業時間の短縮に成功、残業時間が従来の半分以下に!

今回は、山口県で、産業廃棄物の収集・運搬・処分を中心に事業を展開されている、タムラエンバイロ株式会社様にお話を伺いました。
タムラエンバイロ株式会社様は、同県全域をカバーする収集運搬業と中心部にある山口市内で中間処理業を行っています。また同県、長門市に安定型最終処分場をグループ会社が保有しているため産業廃棄物処理に関する業務を一貫して行うことができ、幅広い廃棄物処理のニーズに応えられる老舗企業です。
これまで、『マニフェスト将軍』➡『環境将軍』➡『環境将軍R』と歴代の将軍シリーズをご利用いただいていますが、それによってどのような変化があったのでしょうか。
※『マニフェスト将軍』:将軍シリーズにおいてマニフェスト管理に特化したモデル
※『環境将軍』:環境将軍Rの前身となるモデル

課題

請求書の発行作業に時間がかかり残業が発生していた

 

効果

残業がほとんどなくなり、請求先のミスも起こらなくなった

課題

請求書の発行作業に時間がかかり残業が発生していた

 

効果

残業がほとんどなくなり、請求先のミスも起こらなくなった

採算管理のための集計作業に多大な時間を要していた

 

ワンクリックで作業が完了し、集計の精度も上がった

採算管理のための集計作業に多大な時間を要していた

 

ワンクリックで作業が完了し、集計の精度も上がった

グループ会社間で情報が連動しておらず、入力が二度手間になっていた

 

会社間の情報が紐づけられて入力の手間が大幅に減った

グループ会社間で情報が連動しておらず、入力が二度手間になっていた

 

会社間の情報が紐づけられて入力の手間が大幅に減った

<目次>

インタビュー企業様のご紹介

  • 会社名

    タムラエンバイロ株式会社様

  • 事業内容

    産業廃棄物の収集・運搬・処分

  • 地域

    山口県

  • 従業員数

    39名

インタビューを受けてくださった方

肥後 和男 様

・タムラエンバイロ株式会社 代表取締役

タムラエンバイロ株式会社の皆様

導入商品

環境将軍R
モバイル将軍

作業時間の短縮に成功、残業時間を大幅に削減!

導入前の課題

なぜ『環境将軍』導入の話が上がったのですか?

マニフェスト管理と請求業務を行うソフトを一本化しようと思ったからです。
元々、マニフェスト管理にはJEMSの『マニフェスト将軍』を使っていたのですが、請求業務は別のソフトで行っていました。
そうすると、マニフェスト将軍へ入力した情報を請求業務を行う販売管理ソフトに連動させられないので、入力作業が二度手間になっていたんです。
作業の効率化に課題を感じて、システムの入れ替えを考え始めました。

導入にあたって不安や懸念点などはありましたか?

ほとんどありませんでした。
システムの入れ替えを検討しているときに、JEMSの営業担当者さんに引率してもらい、『環境将軍』を導入している京都の企業様へ視察に行ったんです。
その企業様は規模が大きいにもかかわらず、『環境将軍』一つでさまざまな業務を問題なく運用できているようでした。
「これだけ大きい企業できちんと機能している基幹システムなら信頼できる」と思ったので、当社で導入する際にも不安は感じませんでした。

『環境将軍』との出会い

JEMSの『環境将軍』を知ったきっかけは何ですか?

JEMSの営業担当者さんからの提案です。
『環境将軍』を導入すれば、マニフェストと会計を一本化できると教えてくださって、まさに私たちが求めていたシステムだったので、すぐに興味をもちました。

『環境将軍』に決めた理由はなんですか?

JEMSのシステムなら使いやすいだろうと思ったからです。
『マニフェスト将軍』を以前から使用していて、使いやすいシステムであることはわかっていたので、『環境将軍』にも期待を抱いていました。
どのようなシステムなのかも大体理解できていたので、導入のハードルは低かったですね。
また、マニフェスト将軍のときから長くお付き合いしているJEMSの営業担当者さんに対する信頼感が高かったことも、後押しになりました。

JEMSの担当者の印象を教えてください

丁寧で、手厚くサポートしてくださる方でした。
本社は遠いですが、月に1回ほど訪問サポートしてくれました。こちらの疑問をスムーズに解決していただけて助かりました。
電話での相談にも親切に対応してもらえて、ありがたかったです。

システム導入時のエピソード

導入時に大変だったことは何ですか?

『環境将軍』に合わせて、実務のやり方を変更するのに苦労しました。
システム導入直後は、今までと業務フローや操作方法が変わったので、慣れるまでは大変でしたね。
ただ、一度慣れたあとは作業にかかる時間を大幅に減らすことができて、導入してよかったと思えました。

『環境将軍』から『環境将軍R』へのシステム入れ替え時のエピソード

弊社の『環境将軍』は、2019年に外部ツールとの連携などの機能をより強化した『環境将軍R』へとリニューアルしました。
『環境将軍』のサポート終了に伴い、タムラエンバイロ様にも『環境将軍R』へ移行をしていただいています。
ここからは、『環境将軍R』への移行時と移行後のお話を伺います。

『環境将軍』から『環境将軍R』への移行が必要だと言われたときの、率直な気持ちを聞かせてください

『環境将軍R』への移行自体に、そこまで抵抗感はありませんでした。
システムを使いつづけるために必要なものなので、自然に受け入れましたよ(笑)
むしろシステムがリニューアルされることで、スマートフォンに対応した『モバイル将軍』などの新しいツールが使えるようになると聞いて期待していました。
これから色々とカスタマイズして、より便利なシステムを構築したいと思い、イメージを膨らませていました。

『環境将軍R』への移行時に大変だったことは何ですか?

取引先のデータの移行です。
今まで『環境将軍』で管理していたデータを引き続き使えるよう、『環境将軍R』へ移す作業が必要でした。
ただそのまま移すのではなく今あるデータを整えて移行したいと思っていたため、そのチェックが大変でした。
JEMSの方に一度Excelに落としてもらい、チェックしやすい形にしてもらってからチェックを行いました。
主に、不要なデータの整理や更新を行ったのですが、数千社分のデータがあったうえに、カテゴリーもさまざまに分かれていたので、作業量が多く骨が折れましたね(笑)
ただ、その後のExcelで整理したデータの取り込みはJEMSのSEの方が対応してくれました。

『環境将軍R』は外部ツールとの連動性が高いことが強みですが、その点についての期待はありましたか?

はい、ありました。
『環境将軍R』であれば、マニフェストの情報に契約書も紐づけられると聞いて、興味をもっていました。
しかし残念ながら、契約書と連動させるための運用が当社の業態とは合わなかったので、契約書の紐づけまでは現状できていないですね。

『モバイル将軍』を導入したきっかけは何でしょうか?

事務担当の従業員の負担を減らしたかったからです。
『モバイル将軍』を導入する前は、月末に廃棄物の品目を集計して採算を出すという作業を、少人数で1~2週間かけて行っていました。
残業時間が多く、業務を簡略化できないかと悩んでいたときに、JEMSの営業担当者さんから『モバイル将軍』を紹介してもらい導入を決めました。

導入後の効果

『環境将軍R』を導入して何が変わりましたか?

請求書発行にかかる時間を大幅に短縮できました!
以前は、月末や月初になると毎日2~3時間残業して、請求書の発行作業に追われていたんです。
でも『環境将軍R』を導入した今は、残業がほとんどなくなりました。
また、請求先を間違えることもなくなりましたね。
取引先の項目に情報を一度入力すると、請求書発行システムのほうにも情報が紐づけられるので、ミスが発生しづらい仕組みになっています。

『モバイル将軍』の導入による効果はありましたか?

はい、ありました。
『モバイル将軍』導入時に、採算管理をより効率化するためのカスタマイズを行い、データ管理を自動化したんです。
その甲斐あって、以前は1人で丸一日かかっていた作業をワンクリックで完了できるようになりました。
かなりの時短になっていますし、計算ミスも出ないので集計の精度も上がっています。
また、1つの現場ごとにかかった工数も記録できるため、処理原価に対して採算が取れているかどうかを確認しやすくなりました。
現在は、採算のデータを元に取引先に価格改定を交渉するか否かを判断しており、以前よりも正確に収益性を管理できています。

タムラエンバイロ様は複数法人でシステムを運用されていますが、上手く連携できていますか?

はい、できています。
当社では、営業活動と廃棄物の収集運搬を「タムラエンバイロ」、処分の大部分を「キャロットたむら」というように、別法人で業務を分担しています。
これまでは、グループ会社間の情報が連携していなかったので別々に情報を入力しており、二度手間でした。
現在は『環境将軍R』のおかげで、タムラエンバイロの情報がキャロットたむらにも紐づけられるようになって、便利になっています。

『環境将軍R』導入後もJEMS主催のセミナーにご参加いただいておりますが、参加理由を教えていただけますか?

新しい情報を取り入れるためです。
現状に満足せず、さらに業務改善を進めたいと考えているので、セミナーに参加しています。
JEMSのセミナーの内容は、廃棄物処理業のニーズの変化や、外部ツールによるDX化など多岐にわたり、廃棄物関連のセミナーのなかでも特に充実していると感じています。

これからの展望

御社の今後の展望を教えてください!

業績を伸ばしていくことで、仕事の量が増えていくのは避けられません。
ただ、仕事の量に比例してかかるコストが増えるようでは経営が成り立たないので、それをDX化で解決していけたらと思っています。
業界のなかでもAIなどの新技術が出てきているので、新しい技術を取り入れて自社のDX化を進めていきたいです。
特に『環境将軍R』をそういった技術と連動させられるとよいですね。
これまでも、JEMSのシステムを導入して業務の一部を電子化したことで業務改善に成功し、かなり残業を減らせました。
今後もJEMSのシステムを活用して、人がやらなくてよい仕事は極力自動化することで、コストカットと従業員の負担軽減を目指していきたいですね。

JEMSのシステム導入を検討している企業様へ

JEMSのシステム導入を検討している企業に向けて一言おねがいします!

システムの導入がゴールではなく、実際に使っていきながら自社にあった仕組みを作り上げていくのが重要だと思っています。
導入が完了するまでは、試行錯誤があって苦労するかもしれませんが、そこを乗り越えて、ぜひみなさんも業務を効率化してください!
疑問があればJEMSの担当者さんが丁寧に答えてくれるので、システムに詳しくない方でも安心できます。
はじめは抵抗があると思いますが、操作に慣れれば作業時間も圧倒的に短縮できて便利なので、導入を検討されてみてはどうでしょう。

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