GPSとGISとは?
2020/06/08
2024/1/9
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はじめに
GPS(Global Positioning System)とは日本語で「全地球測位システム」といわれる、人工衛星を利用して自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すシステムのことです。GIS(Geographic Information System)とは日本語で「地理情報システム」といわれる、地理情報(地球上に存在する地物や事象すべて)をコンピューターの地図上に可視化するシステムのことです。
GPS・GISでできること
GPS・GISを利用することにより、カーナビ、地図アプリ、位置情報ゲーム、見守りサービス、災害対策などのマッピングサービスや、地域分析、店舗分析、顧客分析、商品戦略などのエリアマーケティングなどが可能になります。また、GPS・GISを利用することで、業務効率化によるコスト削減や最適な意思決定をすることも可能です。
GPS・GISの活用例
①製造業・メーカー
- サプライチェーンの情報管理・共有
- 検品作業の省人化
- 消費動向の変化の見える化(市場調査)
などが可能となります。
②農林水産業界
- 由来証明(トレーサビリティの確立)
- 配送ルートの最適化
- 伐採計画の進捗管理
などが可能となります。
③建設業界
- 部材の管理(出荷から建方完了までのトレーサビリティ管理)
- 地下構造物破損等のトラブルを避けた掘削作業
- 構造物などの点検の省人化
などが可能となります。
まとめ
GPS(Global Positioning System)とは現在地の位置情報を得ることができるシステムのことで、GIS(Geographic Information System)とは地図やそれに付随する様々な情報を得ることができるシステムのことです。GPSはGISのひとつの入力デバイスとして使用できます。GPS・GISを活用することで、マッピングサービスやエリアマーケティングが可能になるだけでなく、業務効率化や省人化を実現することも可能です。環境DX事業部では、どのようにGPS・GIS技術が活用でき、どのような効果が見込めるのか、お客様のビジネスや業務に最適な提案をさせていただきます。新たなサービスの提供や働き方改革に向け、GPS・GIS技術の利活用を検討してみてください。
JEMSでは、サーキュラーエコノミーの実現に向け資源循環の価値証明サービス「Circular Navi」の提供を2022年4月に開始しました。
すでにプラスチックの資源循環をはじめとした実証実験などにご活用いただいています。
その他にも、一般廃棄物を削減するための回収量の見える化などさまざまな取り組みを支援しています。
今後も約30年にわたる廃棄物管理の分野で培ったノウハウとパートナーシップをもとに再生材や再生材利用製品の価値を最大化することで企業の循環型ビジネスの構築を支援していきます。
サーキュラーエコノミーに主体的に取り組もうとお考えの皆様のパートナーであり続けることを目指しています。