今注目されているIoTとは?
2020/06/01
2021/3/30
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はじめに
IoT(Internet of Things)とは、「モノのインターネット」の略で、今までインターネットに接続されていなかった様々なモノ(機器、設備など)を、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続する仕組みのことです。
IoTにより実現できること
あらゆるモノをネットワークに接続し、モノ、機械、人間の情報(行動や状態など)を収集し見える化することで、
①遠隔監視
離れた場所にあるモノの環境(温度、湿度、気圧、照度、騒音など)、動き(衝撃、振動、傾斜、移動など)、位置(存在検知、近接検知、通過検知など) などの情報を収集し、監視する。
②遠隔監視
離れた場所にあるモノを連携させ、スマートデバイスなどのモバイル機器を使用して操作する。
③データ連携
モノの収集したデータを外部と連携させ、相互に活用する
などが可能になります。
IoT技術活用の例
①製造業・メーカー
工場の機器などにセンサーを取り付けることで、
- 作業工数などの見える化
- 危険が伴う作業の遠隔操作
- 自動化による省人化
などが可能になります。
②林業
機器にセンサーを取り付けたり、作業員(車両)のスマートフォンを活用したりすることで、
- 山や森の情報を観測し伐採計画を立てる
- 作業者の位置情報や作業状況をリアルタイム監視する
- ドローンによる植栽のマーキング
などが可能になります。
③建設業
機器などにセンサーを取り付けたり、ICタグを活用したりすることで、
- 建設機械、資材などの位置や状態を管理する
- 作業員の入退室管理をする
- 点検・検査・設備監視の省人化
などが可能になります。
まとめ
IoT(Internet of Things)とは、「モノのインターネット」の略で、様々なモノ(機器、設備など)を、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続する仕組みのことです。このIoT技術により、離れた場所にあるモノの遠隔監視、遠隔操作などが可能になることから、人手不足や技術者の高齢化などの問題を抱える製造業、輸送業、農林水産業、建設業を中心に、多くの業界でのさらなる活用が期待されています。IoT技術を活用していく中で、セキュリティ(プライバシーに関する情報への不正にアクセスなど)や権利(取得したデータを誰がどこまで所有し自由に利活用できるのか)などの問題もあります。環境DX事業部ではこのような問題をクリアしたうえで、お客様にとってベストなご提案をさせていただきます。生産性向上や業務効率化など、課題解決に向けIoT技術の導入を検討してみてください。